俳優になるためのステップ|オーディションのチェックポイント


俳優の事務所のオーディションではこれまでの実績が求められます

接客や製造、サービス業など世にはさまざまな仕事がありそれぞれに適正がありますが、俳優や女優で成功するためには才能や運などいろいろな不確実な要素が絡み合います。もちろん努力をするということは当然なのですが、それ以前に俳優の事務所に入るという狭き門を突破することが最初のステップです。

芸能事務所に入るためには養成所に入ってからのルートやオーディションを活用して目指す場合が一般的ですが、まずはオーディションの場合を詳しく見ていきましょう。

これから俳優を目指し俳優の事務所に入りたいと思っている人はまず自分が目指す事務所を決めましょう。俳優の事務所は世の中に星の数ほどありますが、それぞれ所属する俳優の傾向というものが存在します。憧れの俳優が所属しているような大手事務所ではハードルもたいへん高いものになりますが、とりあえずハードルの高さを気にせずに自分の入りたいと思える俳優の事務所を決めていくことが大事です。

こうしてある程度自分自身が所属したいと思える俳優の事務所が決定すれば次にどんな方法で採用を行っているのかを調べる必要がありますが、養成所などコネクションが不可欠なケースもあれば、規則的に開催されるオーディションで数名採用される場合もあります。そのためまず自分が目指す俳優の事務所でオーディションでの採用が行われているかを知る必要があるのですが、こうした情報は事務所の公式ホームページは当然として、演劇雑誌やSNSのコミュニティなどで共有されています。ここで、目標となるオーディションが初めて明確になるのですが、事務所が大手の場合には見た目や演技力以外にも、実績が必要になることがあります。

学生時代の演技経験だけではなく、しっかりとした規模での演技経験が求められる場合もあるので、これまで出演した舞台やエキストラなどアピール出来る点は全て使ってアピールしていくことが重要です。

このように俳優の事務所は登録を行うだけでも大変ではありますが、仕事を獲得する上でのやりやすさなどフリーで活動するよりは格段にチャンスは増えるのでぜひとも所属を目指して下さい。