アニメソングといったら、懐かしいものに限ります。1986年に劇場作品として公開された「11人いる」の主題歌「僕のオネスティ」は最高のアニソンです。
萩尾望都先生の少女漫画が原作であり、これほどの水準のSF作品が少女漫画に載っていたことに驚きでした。これはもう大名作の作品です。
続編の「続11人いる、東の地平・西の永遠」という作品もお薦めです。「11人いる」の主題歌は、歌手の川上進一郎です。
彼の歌声を聴いた人は、まず男性だと思わないかもしれません。声だけを聴けば女性の歌手かと思えるくらい透き通った歌声をしています。当時聴いたときには、とても衝撃を受けました。
それから20年後にインターネット動画配信でこの「僕のオネスティ」を見つけた時は、とても感動しました。すぐ様、デジタルオーディオに録音しました。それからというもの、ほぼ毎日聴いております。
これほどのアニメソングは、私の中ではないです。作品自体もかなり凝っています。起用している声優陣も豪華メンバー一色であります。主人公のタダ役を演じた声優は、数々の私が好きなアニメ作品に登場しています。
1986年の時代に作られたと思えないほどの画質でとても綺麗であり、今見ても全く違和感なく見れます。今の子供の人もこの「11人いる」を見てもらえたらと嬉しいですね。今の作品とまた違った視点で見ることができます。この作品とこの主題歌は後世に残したいです。そのくらい素晴らしい作品です。