幼稚園と保育園はどちらも子どもを預けるという認識が強いせいか、同じ業務をしていると考える方もいるかと思います。しかし、詳しく調べてみると実は保育時間も求人募集の際に求められる資格も全く異なっているのです。
そこで今回は幼稚園に注目して、求人に求められることや勤務内容についてご紹介します。一見子どもの面倒を見るだけと思われがちな幼稚園の教員ですが、働くには幼稚園教諭の資格を得る必要があります。ちなみに保育園で働く場合は、保育士という国家資格が必要になるので、この時点でまず違いが生まれてくるわけです。ただし、この資格取得方法に関しては幼稚園教諭の知識が学べる専門学校や短大に通って取得が一般的で、保育士も同じく保育士の養成機関である専門学校などに通う必要があるため、資格を取得する方法に関してはあまり差はないようです。そして資格が異なってくれば、勤務内容にも変化が出てきます。18時から19時といった時間まで預けられる保育園とは違い、幼稚園は主に日中に預けるところが多いようです。どちらも小学校入学手前まで預けることが可能なので、ご家庭の環境やお子さんの成長などに合わせて入所を決めると良いでしょう。それに伴い、保育園と幼稚園どちらに預けた方が良いのかという意見も聞きますが、最近ではこども園といった幼稚園と保育園を合わせたような施設の誕生もあり、一概にどちらが良いかといったような優劣は特にないようなので、深く考えなくても大丈夫ですよ。