開業を行うためには、はじめに書面が必要になります。つまり税務署に対して、書面を提示する必要があります。開業届という書面を書く必要がありますので、まずは税務署に対して足を運ぶことが必要になります。
くわえて青色申告に関する申請手続きの書面も必要になってきます。店を開くときには、一般的には白ではなく青で納税手続をする事になります。それで税務署に対して、青色の申請の書面を提出する必要があるのです。
そして開業をする時には、いくつか決定しなければならない事があります。まず屋号です。会社として商号が必要になるため、具体的な名前を決める事になります。
ただしその際に調査をしておくべき点も1つあって、他の会社名があるかそうでないかです。自分が決めようとした会社名が、他にないかどうかを調べる事も必要になります。なお公的機関でそのことを伝えれば、調査をする事ができます。
そのうえで屋号が決定したら、今度は事業内容も所定の書面に記入する事になります。具体的にはどのようなビジネスを行っているのかを、簡潔に記入する訳です。例えばホームページなどを制作しているのであれば、WEBデザインなどと記入する事になります。それから上記の申請書類には、記帳方法も書き入れることになります。それには簡易と複式という2つがあるのですが、税金の仕組み的には複式の方が有利になります。ただし帳簿記載方法は、複式の方が帳簿付けが複雑になってきます。
こんなふうに屋号や事業内容そして基地を方法という3点を、所定の書面に記載する事になる訳です。その書面を税務署に持って行くと、開業の為の手続きは完了になります。なお書面を提出する際に、税務署から何らかのヒアリングをされる事はほぼありません。基本的にはかんたんな事務的な手続きになり、申請作業を素早く終わらせることができます。つまり開業の手段としては税務署をまず訪ねて、所定の書面に必要事項を記入して、それを提出するという手順になる訳です。
開業の手続きなど面倒な作業は税理士などにお任せしようと思っている方もいるでしょうが、一番はじめの手続きは自分で行う必要があります。開業したてはまだ業務に取り掛かれていないでしょうから、利益も得ておらず、税理士に依頼することは無理でしょう。ですから自分で行うという責任があるのです。