生活環境が大きく変わってきた近年、日常生活の中で、防犯に関する対策については、特に重要性が増加しています。日本は安全な国だと言われて久しいですが、社会的環境が大きく変化してきた今、これまでのように、日本は安全だと言い切ることが難しくなってきています。
防犯対策として、よく聞かれるものの一つに、照明があります。例えば、街中に建っている防犯灯などが、それに当たります。
防犯灯の役割は、そこを歩く方々の安心と安全を守ることにあります。ですが、防犯灯や防犯照明を設置しただけで防犯に有益かというと、そうではありません。防犯灯や防犯照明の効果を十分に発揮させるためには、誰かが見ている、人の目がある、という住民の監視に対する意識が必要なのです。
さらに、自分の家の防犯対策として、玄関口や勝手口などの入り口に、センサーで反応する電灯をつけている家も多くあります。
しかし残念ながら、これもつければ絶対に泥棒が入ってこないかというと、そうではありません。泥棒は、照明に関して、夜間に室内の照明や外灯がついているかどうかということが気になり、よく注視しているのです。
なぜかというと、ついていないということは、家が不在であるとハッキリ分かるからです。センサーライトは、泥棒を威嚇するという部分において効果はありますが、それだけでは防犯としては足りないのです。